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高知の旅



2005/04/09(土) 晴天 二日目



三宝山高知県立のいち動物公園桂浜土佐闘犬センター



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三宝山

昨日の天気とは打って変わって見事な晴天でした。
少し早めに旅館でチェックアウトをすませ、龍河洞スカイライン経由で次の目的地に向かいました。
途中に位置する標高265mの三宝山の山頂には西洋の古城のような建物が建っていて立ち寄ってみる事になりました。
......ところが、すでに閉館。
あとになってわかった事なのですが、龍河洞スカイラインが有料道路だった時代にスペインの古城を模して建てられた資料展示館だったそうなんです。
そう言われてみると、龍河洞スカイライン入口に有料道路らしき看板があって、「もしかして有料道路?」と二人で焦った記憶があります。




高知県立のいち動物公園

本日のイチオシ(もう一つあるけど)高知県立のいち動物公園に到着です。
今回の旅行を計画している段階から、MIEが一番に訪れたかった動物園です。
特別に動物が好きなわけではないけれど、ここでは他の動物園では見られない珍しい動物が多くいるという情報に魅力を感じてしまいました。
時間的に開園直後だったので、駐車場に停まっている車は数台で、人影さえもありませんでした。
果たしてどんな結果になるのか、ドキドキでした。
動物科学館付近で双眼鏡を借りて(無料貸出)動物見学に出発です!
双眼鏡ってよく見える♪

レッサーパンダ

動物科学館から自然散策路を順路通りに歩いて行くと一番にあるのが水鳥のコーナーで、カモなどの水鳥が水面を優雅に泳いでいます。
次にあるのが、温帯の森ゾーンです。
アシカやビーバー・アライグマなどがいましたが、みなさんお昼寝中でした。
そんな中で朝早くから右へ左へと落ち着きがなく動き回っていたのがレッサーパンダです。
彼はじっと止まっていることがなく、常に歩き回っていて写真の通りでした。
たま〜に停止したかと思えば、岩や木の陰で休憩モードに入り撮影は困難。
可愛いお顔を拝見したかったのだけど...残念!!

ワオキツネザル

カワウソ・チンパンジー・フラミンゴ・テナガザルなどの動物を見て歩き、次の動物君は白と黒の長〜い尻尾を相手の体に巻いたまま停止してくれたワヲキツネザルです。
彼らの動きはとても素早くて、木の枝から木の枝へ移動するのは朝飯前。長い尻尾を便利に、そして器用に使って行動していました。
どんなときも尻尾が垂れ下がっているような事はなく、常に何かに巻きつけていました。
警戒心が強く神経質な動物なんだろうな...
動きが停止した一瞬を狙って撮影するのに一苦労させられました(^^;

ミーアキャット

園内をほぼ半周ほど回ったところにあるサバンナゾーンの近くにいたミーアキャットです。
彼らの行動をずっと見ていると、おもしろい事を発見しました。
写真に写っている彼はおそらく見張り役なんです。一番高いと思われる岩の上に立ち、遠くを見ています。私たち人間からすると、すぐ近くには木が生い茂った柵があって遠くは見えないはずなんですが...。
そして他の仲間達は奥の岩の下の土を一生懸命に掘っています。地面に抜け道を掘って脱走する計画なんでしょうか?でも、彼らは脱走できません。
なぜなら、彼らが住んでいる土の周りはコンクリートでしっかり囲われているからです。

キリン

こちらはサバンナゾーンで生活しているキリンです(見ればわかる??)
サバンナゾーンを一望できる展望台の下の屋根の穴が気になって仕方ないらしく、私たちが近づいても見向きもしません。
他の仲間達は近づいて来ないのに、彼だけはとても人間慣れしているように感じました。
おそらく彼が普通に立てば、顔が私たちと同じ高さになるはず。逆に、私たちの方がドキドキ...
キリンは優しい目をしているとよく聞きますが、本当に優しい目をしているんですね。
サバンナゾーンには他にもシマウマ・アンテロープ・アフリカハゲコウが一緒に暮らしていました。

高知県立のいち動物公園の生き物たち
カモ
カモ
アシカ
アシカ
フラミンゴ
フラミンゴ
テナガザル
テナガザル
シマウマ
シマウマ
アフリカハゲコウ
アフリカハゲコウ
アンテロープ
アンテロープ
ポニー
ポニー
プレーリードッグ
プレーリードッグ
ナマケモノ
ナマケモノ
アリクイ
アリクイ
オセロット
オセロット


ジュースの時間

人工アリ塚

「チンパンジーがストローでジュースを飲みます...」
そんな園内放送が流れた。
“チンパンジーがジュースを飲む?ストローで??”
とても興味を持った。
園内をすでに半周した所にいた私たちは急いで戻った。チンパンジーがいたのは、今まで歩いてきた距離を半分ほど戻らなければいけなかった。
それでもチンパンジーがストローでジュースを飲む姿を見たかった。
チンパンジーがいる前まで戻ると、そこには数組の見物客と飼育係の人がいた。
係の人の解説を聞きながら見物した。
りんごジュースをいただく

上の写真に写っているのは人工的に造られたアリ塚で、その中身はリンゴジュース。
笹の茎の部分を彼らに渡すと、アリ塚にある穴に茎を入れ、先についたリンゴジュースを飲むというものでした。
彼らもジュースは大好きらしく、中身が空っぽになるか満腹になるまで飲み続けるようです。
人工アリ塚にジュースがある事を知っている彼ら。特に夏の暑い日などは、その辺の枝でストローを作り、ショーが始まる前に勝手に飲んでしまうことがあるんだとか。
そんな時は中のジュースを凍らせているそうです(^^;

ワニと亀

ジャングルミュージアムという建物の中は、本当にジャングルを思わせるような施設になっていました。
自然に近い環境の中でナマケモノやアリクイ・オセロットなどが飼育されていました。
その中で見た『ワニと亀は仲良し
最初はワニの上に亀が乗り、その亀の上に一回りほど小さい亀が乗っていた。
だけど、しばらくすると水中に落ちた。
そして再チャレンジしている亀たち。
亀がワニの背中に乗っても、目の前を歩いていてもワニは無関心状態。
“ワニと亀......”
どう考えても不思議な光景でした。


定刻になると木の間から動物達が登場して演奏を始めるからくり時計
からくり時計始動前
からくり時計始動
のいち動物公園で過ごす時間が楽しいあまり、すっかり時間を忘れていました。
気がつけば、滞在予定時間を1時間以上オーバーしていました。
園内にあるレストハウスで少々遅い昼食をとり、お土産を購入して次の目的地へ向かいました。

+++参考+++

所在地◎高知県香美郡野市町大谷738
開園時間◎9:30〜17:00(入園は16:00まで)
入園料◎大人450円 18歳未満は無料




桂浜記念

のいち動物公園からは車で30分ほどで 『桂浜』に到着しました。
桂浜までの道のりは少しわかりづらかったように記憶しています。 海岸沿いを走っているはずなのに海が見えることはほとんどなく、辺りは工業団地やビニールハウスばかりが目立ちました。
写真の桂浜公園(?)まで来てはじめて“海の近く”を感じることができるようになりました。
桂浜には専用の有料の駐車場がありましたが、私たちは本日のお世話になるお宿の駐車場に車を停めさせていただきました。
宿から桂浜一帯へは徒歩1分。
桂浜から一番近い宿を選んで正解でした(^^)v

桂浜の海
桂浜の海
海は青くてきれいだったよ〜。
まだ水温が低いらしいので、さすがに泳いでいる人はいなかったけれど、
海水浴シーズンになると大勢の人で賑わうだろうな。




土佐闘犬センター


本日のイチオシ(二つ目)の土佐闘犬センターです。
1階が土産物店、2階が闘犬場となっています。
ここに来ればいつでも試合が観戦できるというわけではないので、事前に確認が必要です。
私たちは予め試合開催日と開催時間を確認した上で旅行の計画を立てていました。
1階の土産物店レジで少々割高(\2,000)の観戦チケットを購入。
ネット上でのクーポンや某会員割引きなどでチケットを少し安く(\1,700)購入することもできます。
今回、私たちは会員割引特典で観戦チケットを購入しました。

横綱

左の写真は観戦前の待ち時間、偶然『土佐犬横綱』の撮影会にて撮影したものです。
この横綱が試合をするのは年に数回らしく、残念ながらこの日は試合日ではありませんでした。
まだ闘犬の試合を一度も観戦したことがないので、犬を見ただけでは何もわからないけれど、横綱という最上の地位におさまっているのだからきっと強いのでしょうね。

チケット購入後は、指定された場所に並んで待ち、指示があるまでは入場させてもらえませんでした。
よい席を確保しようと早くから並んでいたので、この待ち時間は長く感じました。

横綱の土俵入り

2階の闘犬場に入場すると、係の方から様々な観戦上の注意を受けました。
その後横綱土俵入りがあり、化粧回しをつけた横綱の撮影を許可されていたのですが、明らかに陣取った席が悪くご覧の通りです...
化粧回しをつけた横綱は私たちとは反対方向を向き、おじさんの足とリングの黄色い柵がメインになってしまいました。
これは、かなりショック...
私は正面の席に座りたかったのに、闘犬が出入りする付近が一番見えやすくて撮影するのにもいいだろうと闘犬場の隅の席を選んだのは誰?
オススメは人間が出入りする付近の席です。


試合開始

本日の試合は 白竜號 対 赤城號 です。
闘犬の試合にも予め決められたルールがいくつかあり、鳴き声をあげたり、戦意を喪失したとみなされると負け。
試合開始直後、両犬とも果敢に攻めていったのだけど、赤城號の方が微かな鳴き声を出したらしく、対戦相手だった白竜號が自らを“勝ち”と思い、その後は両犬ともにまったく勝負する気配がなし。
「行け!!」と指示されても無反応状態が続いたので、赤城號が退場となり次なる闘犬が入場してきました。
写真は闘犬が変わってからのものなのですが、リアルな場面を撮影しようと試みるも空しく、見事にピンボケばかりでした。

試合後の血痕

試合終了後のリングに残った血痕です。
白竜號 対 赤城號の試合で赤城號が退場した時から、ずっと白竜號の口から血が流れ出ていました。
おそらく赤城號に噛まれたのでしょう。
試合中にも「犬の血やよだれが飛び散る可能性があるので、最前列の方は一列ほど下がってください」と係の方が言われていました。
この時、入場した時から最前列でカメラを構えてはりきっていた中年夫婦が一組、最後列に移動した。
夢中で撮影している私の耳にも時折、悲鳴のような女性の声が聞こえた。
「いや〜!!やめて〜!!痛い!痛い!!可哀想...」
試合終了後、おばさんは泣いていた。

闘犬の卵

近い将来の闘犬の卵くんです。
まだ小さな仔犬たちは可愛いですね。
土佐闘犬はもともとイノシシ狩りに使われていた土佐犬とブルドックを合わせてできた犬で、足はずいぶん太かったよ。
飼育係の人が小屋から離れると寂しがって“ク〜ン、ク〜ン”と鳴いていたけど、これから鍛えられて鳴かない犬になるんだよ。
ここにも先ほどの中年夫婦がいて、
「キャー!!かわい〜ぃ!!こっちにおいで!!」
そりゃあ、もう大騒ぎさっ。
ご主人の方は呆れ顔。離れた場所から七変化する奥様を見ておられました。

+++参考+++

所在地◎高知県高知市浦戸6
営業時間◎8:45〜18:00、土・日曜、祝日は8:30〜18:00
入場料◎大人2000円、中・高校生1500円、小学生1000円

駐車場(高知市桂浜駐車場)◎7:00〜19:00
料金◎1日400円



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最終日は...高知城日曜市はりまや橋立ち寄り温泉 をまわります。

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