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大分の旅




2007/11/09(金) 晴れ 二日目



高崎山自然動物園うみたまご本日の宿


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朝食

大分の旅の二日目の朝を迎えました。
昨日の微妙な曇り空とは打って変わり、本日は快晴です!
左の写真はもちろんホテル白鷺の朝食です。

今までの旅行でも常に朝食つきのプランで宿泊していたので、いろんな朝食をいただいてきましたが、
こちらの朝食はおかずの種類が多かったので大変驚きました。
基本的に普段は朝から白米を食べないMIEも、女将さんの勧めも手伝ってこの時ばかりはおかわりをいただきました。
ちなみに少食派のTAKAは、おかわりなしです(^^;
普通は逆だよ〜!!



高崎山自然動物園


猿じぞう

少し早めにチェックアウトをして、午前8時30分より営業している高崎山自然動物園へと向かいました。
そのような時間から営業している場所は珍しいせいか、さすが観光ツアー会社なども観光ルートを研究していますねぇ。次々と観光バスが来場します。
それが本業ですから〜!!

まずは敷地内にある「おさる館」を見学するのですが、入館するためには2階へ上がらなければいけ
ませんでした。その手段としてエスカレーターと階段が平行に存在していたのです。
開園直後でお客もまばらだったため、エスカレーターが停止しているんだとばかり思って、階段を使用して上がりました。ところが。。。

案内猿

階段を上がりきったところで、エスカレーター下降口にセンサーらしきものを発見。ということは、上昇口にもセンサーがあるはず?やられた......

おさる館2階の「おさる広場」では、猿じぞう(写真上)が出迎えてくれ、サルの生態や写真、高崎山のエピソードなど、おサルの情報がたくさんありました。

一通り「おさる館」を見学して、高崎山自然動物園がある高崎山へ向かう陸橋の手すりに、「あっちだよ」と言っているような小猿像がありました(写真左)。
かわいくないですか〜?
思わず写真を撮ってしまいました。

さるっこレール

入園口までは、少々距離があったように思います。
入場券売り場の前に到着したとき、受付のお姉さんが「さるっこレールに乗られますか?」と焦ったような口ぶりで聞かれました。
一瞬、何が何だかわからずに内容を問うと、歩かずして上にあがれる乗り物だと説明され断りました。
おさるさんの自然な姿の写真を撮るために来たのに、自動で動いてしまってはシャッターチャンスを逃
してしまいます。
少し高台にある「さる寄場」へ行くまでには、急いで上る“うさぎコース(階段)”とゆっくり進む“かめコース(坂道)”があり、もちろん“かめコース”を歩きました。
その横を超低速さるっこレールが走りました。

お出迎え

緩やかな坂道を歩いていると、隅っこにちょこんと座ったおさるさんがいました。
きちんと両足をのばして座り、両手で体を支えている姿はまるで人間のようですよね。

ここのおさるさんたちは昔、観光客が持っている手荷物を奪ってしまう悪さをしていたそうです。
その当時は、観光客たちがエサになるような物を与えていたらしく、賢いおさるさんたちは、手荷物を奪えばその中に食べ物があると思ってしまったのです。
観光客がエサを与える事を禁止し、エサを与えるのは係員だけにすると、手荷物を奪う悪さは次第に治まっていったそうです。

ノミ取り

どれだけ人間が歩こうが気にもせず、夢中で相手のノミ取りをしているおさるさんたちが、辺りに散らばっています。時々、私たちの視線を気にしているような時もありますが、決して目を合わせようとはせず、何気なく遠くを見ています。

左右の手を器用に使い、毛を掻き分けてはノミのチェックをして、今度は違う場所のノミチェックをする。
ずっと見ていると、たま〜に、ノミをつまんで口に入れるような仕草をしていますが本当にノミが取れて
いるの?と思ってしまいます。
ノミ取りをしてもらっている時は気持ちがいいのかな?小猿を放ったまま、親猿は寝てしまっています。

爆睡猿

こちらは階段の踊り場で大胆にも爆睡しているよう
でした。デジカメを構えて近づいてもピクリッともしません。相当、眠いのでしょうね。。。
「もう朝だよ〜!!」

一見、酔っ払いのオヤジが道端に眠りこけているようにも感じますが、じっと見ていると、屈託のないおさるさんの寝姿もかわいいものです。
何の悩みもなくて幸せそうです。
ただただ、寝ているだけですがね....

目が覚めるまでこのまま寝かせてあげましょう。
その場を静かに立ち去る、心優しいMIEでした。

自分でノミ取り

この小猿は自分でノミ取りをしていました。
家族とか兄弟とか友達とか、ノミ取りをしてくれる相手がいないのでしょうか?

聞いた話によると、サルやゴリラ・チンパンジーなどは、ノミ取りをしないと時として死んでしまう事があるそうです。
おさるさんたちを見ていると、寝ているか、食べているか、ノミ取りをしているか、ですよね?
“ノミ取り”という行為は、生死に係わるほど重要なことなのです。
それにしても、誰かノミ取りをしてくれる相手はいないのかな?寂しすぎる光景です...

小猿同士でノミ取り

自分でノミ取りをしている寂しいおさるさんがいれば、こちらには小猿同士でノミ取りしている光景がありました。
左側でノミ取りをしてあげているおさるさんの方が若干大きく見えると思いますが、この小猿たちは実は同級生なのだそうです。
右側でノミ取りをしてもらっているおさるさんが小さいのは、親が育児放棄をし、満足な栄養を与えてもらえなかった時期があったからなんだそうです。
係員の方が試行錯誤をしながら動物用のミルクを与え、何とか自分でエサが食べれる状態にまで育ったそうです。
おさるさんの世界にも育児放棄があるんだな〜。

高崎山保育園猿児

高崎山自然動物園さる寄場の奥に、木のつるで作ったブランコのようなものや、すべり台がありました。
遊び盛りの小猿たちが、すべり台をよじ登っては、上から“シューッ”っとすべって降りてくる遊びを繰り返していました。
その遊ぶ姿は人間の子供と同じで、一頭が遊び始めると、違う小猿たちも寄ってきて、みんなですべり台をよじ登っては、上から“シューッ”っとすべって降りてくる遊びを繰り返していました。
係りの方は、「あの一帯を高崎山保育園と呼んでいます」と面白おかしく説明してくださいました。
小猿たちは、高崎山保育園猿児になりますね。
微笑ましく楽しい時間でした。

やはりノミ取り

私たちの傍でやはりノミ取りが始まりました。
ホントに好きだね〜、と言いたくなります。

ノミ取りをしてもらっているおさるさんはメスなんですが、その顔が赤ら顔で少し黒くないですか?
実は夏に日焼けをしたそうなんです。
というのは嘘で......
人間でいう色素の関係のようなもので、他のおさるさんより少々産毛が濃いそうなんです。
それがために、他のおさるさんより赤ら顔で顔が黒く見えるそうです。
女でありながら、毛深いってイヤですよね。
私もイヤです。。。

ココもして!!

まぁ、なんてはしたない格好なんでしょう。
普通に横向きで腰辺りのノミ取りをしてもらっていたおさるさんが、急に大股を広げ「ここもやって」と要求しているみたいでした。
しかも、あなたはメスで、ノミ取りをしているのはオスではありませんか。

ここ高崎山にいるおさるさんたちにとって、ちょうど恋のお相手探しの時期だったらしく、オスはせっせとメスに奉仕するといったところでしょうか。
人間の世界もおさるさんの世界も、本当に似たようなもんですね。
いや〜、実に情けない。

エサの時間

見学中にエサの時間を見ることができました。
係りの方が“エサ用のバケツ”を持って、奥の倉庫らしき所に行かれると気配を感じるのか、あちらこちらに散らばっていたおさるさんたちがどこからともなく集まってきて、気の早いおさるさんたちは係りの方の後をついて行きます。
そして、係りの方が白い粒のようなものを辺りに撒きながら歩かれた後を、地面に落ちた白い粒を目にも留まらぬ速さで口へ放り込みながら、団体となってさらについて行きます。
地面に落ちているだろう“白い粒”は、私たちの距離からでは見えませんでした。
それを素早く口に入れる姿は、達人技です。

B群ボス猿No.1

係りの方が撒いていた白い粒は小麦だそうです。
キーッ!!キーッ!!と辺りは争奪戦です。手当たり次第、とりあえず口の中に放り込み、あとでゆっくり食べるといったとこでしょうか。

それに比べ、切り株の上に陣取ってゆっくり食べているのがB群ボス猿No.1(写真右)でゴルゴという名前だそうです。あいにく、こちらを向いてくれなかったので後姿の写真しか撮れませんでした。
B群の総数は487頭でゴルゴは14代目のボスにあたるそうです。
ボスがエサを食べている切り株には、他のおさるさんたちは絶対に近寄ろうとはしていませんでした。

B群ボス猿No.2

No.1がいる切り株からは離れた所に、少々大きめの岩があり、その上段で小麦を食べているのはB群ボス猿No.2(写真左)のタイガーです。

高さ628m、面積330haの高崎山に生息しているおさるさんにはA・B・Cと3つの群れがあるそうです。
B群が高崎山さる寄場にいる時は、他の群れが山から降りてくることはなく、エサの時間もきっちりと決まっているそうです。
A群はC群との喧嘩に負け、現在は調査不可能。
C群は781頭で、あの有名な“花子”が所属している群れです。
ちなみに、毎年頭数は変わります。

+++参考+++

所在地◎大分県大分市神埼3098-1
通常営業時間◎8:30〜17:00
入園料◎大人500円 小・中学生250円
さるっこレール◎100円(さる寄場まで)




おさる茶屋

駐車場の建物内にあった『おさる茶屋』で一服する
ことにしました。

やせうま





大分を代表する郷土料理の“やせうま”です。



うみたまご


うみたまご

次は高崎山自然動物園と隣接している大分マリーンパレス水族館うみたまごへ寄りました。
外観は波や船をモチーフとした造りになっていて、館内はコンクリート造りでした。
エントラスホールにはクジラのオブジェがあったり、よ〜く見ると、照明のカバーもたまご型だったりします。

私たちが入館したのは平日の真昼間だったのですが、幼稚園児とその保護者と思われる方々や若い世代のカップルが多くいて、少々ビックリしました。
幼稚園児の団体は保護者同伴の秋の遠足と考え
ても、若いカップルたちに対しては、仕事はどうしたの?という感じでした。
まぁ、他人事ですがね・・・

セイウチショー

入館して一番に興味を持ったのが、どこかにあるスピーカーから聞こえたパフォーマンス的な声でした。
何かのショーをしていると思い、たどり着いた場所は開放感たっぷりのオープンデッキでした。

あれはトド?それともアザラシ?などと思っていると、
「こちらのセイウチくんはまだ子供です」
と聞いてセイウチだとわかりました。
一頭につき一人の飼育係の方がついていて、指示をすると愛嬌たっぷりのセイウチがユニークなパフォーマンスを披露してくれます。
左の写真では、両手で顔を隠して「いない、いない」をしているようでした。

セイウチ芸

このセイウチの名前は“ブブ”というそうですが、園児たちが「ブブ〜」と名前を呼ぶと、自分の名前を呼ばれたセイウチがまるで「は〜い!!」というように返事をする場面も見られました。自分の名前をちゃんと覚えていて、聞き分けられるそうです。
私が面白かったパフォーマンスは、 セイウチが口に片手を当て、吸い込みながら手を放す動作を何度も繰り返して「ポンッポンッポンッ」と音を鳴らす仕草が可愛くて、大爆笑でした。
係りの方から指示があったのか、定期的に何度も繰り返すので、その度にウケた私ですσ(・_・)
セイウチのヒゲを触ることができたので触れてみると、硬くなったゴムのようでゴツゴツしていましたよ。

お相手とチュー!!

セイウチが退場後、現れたのはアザラシでした。
アザラシのお散歩というアトラクション名で6頭のアザラシが並びました。お腹を使ってズリズリと移動していましたが、痛くはないのでしょうか?
まだ訓練中ということで面白味には欠けました。
係りの方が投げたボールを鼻先でキャッチしたり、リズムに合わせて右に左にと回転したり。。。
訓練の様子を見る、といったところです。

最後のパフォーマンスとして、隣りあったオスメスのアザラシ同士でチュ〜をするというのがありました。
カメラで撮影したい観客のためにタイミングを計ってくれる配慮がありました。

人気のないイルカ

これまでの旅行でいくつかの水族館を見てきましたが、一言で水族館といっても、メインとなる動物はそれぞれ違うということがよくわかりました。

この“うみたまご”にイルカが住むプールはあっても、入館時にもらったパンフレットのアトラクションスケジュール表にはイルカの出番はないようでした。
私のイメージでは、イルカこそ何らかの芸をしそうな感じなのですが・・・
出番がないのが原因なのか、イルカプールの近くには観客はいませんでした。
プールサイドに上がり横たわっているイルカをみていると、とても可愛そうな気持ちになりました。


ワンダーゾーンの生き物たち
黄金のナマズ
黄金のナマズ
チンアナゴ
チンアナゴ
モンツキカエルウオ
モンツキカエルウオ
?????
?????
クマノミ
クマノミ
ナンヨウハギ
ナンヨウハギ
シロボシアカモエビ
シロボシアカモエビ
タカアシガニ
タカアシガニ

+++参考+++

所在地◎大分県大分市高崎山下海岸
通常営業時間◎AM9:00〜PM6:00、夜間営業はPM6:00〜PM9:00(土・日・祝)
通常入場料◎大人1890円 小・中学生950円 幼児(4歳以上)630円
*バースデー料金・子供会料金・障害者料金・シニアウィークデー料金・学校行事料金・夜間料金あり




山

予定より少し早かったのですが、やまなみハイウェイを通るルートで本日の宿へと向かっていた時です。
旅行雑誌などにはやまなみハイウェイ上にある休憩スポットから見る景色が良いと書いてありましたが、下から見上げる景色の方が断然イイです!

山々の自然美の景色があまりにもキレイだったし、比較的、交通量が少ない山道だったこともあって路肩に車を停め、景色の撮影に励んでいました。
その時です。どこからか救急車のサイレン音が聞こえました。こんな山間で救急車?
信じられませんでしたが、サイレン音は次第にはっきりと聞こえるようになってきました。

山

振り返ると救急車が近づいてくるのが見えました。
路肩に車を停めていた私たちの横を通り過ぎるのかと思いきや、横づけして止まったのです!!
なぜ??とても驚きました。
「車が落ちたのはココですか!?」
救急隊員が尋ねてきました。
違いますと答えると、すぐに走り去りましたが、内心は車を停めて撮影している事を叱責されるのかと思い、とても怖かったんです。
救急車が突然横づけしてきて、しかも話しかけられたのは人生初の出来事でした。
行く先では長蛇の渋滞が起きていて、軽四同士が大破していました。




九重ハイランドホテル


本日のお宿は九重ハイランドホテルです。
シンプルな対応で、ゆっくりできました。
左の写真は「じゃらんnet提供」


部屋からの眺め

予約を入れていた時刻より1時間も早く九重ハイランドホテルへチェックインしました。
受付では男性の方が対応してくださり、一通りの説明を受けながらもらった館内図を見て、二人だけで部屋へ移動しました。
なんて事務的なんでしょう。

今回の旅行では今まで以上に歩くことが多かったように思ったのは私だけでしょうか。部屋に入り、人目が完全になくなると、私はダウンしました(>_<)
それでも、部屋から見える景色があまりにもイイ感じなので、再び起き上がり撮影します。
自然美っていいなぁ。。。

夕食

少し休憩をして温泉をいただいた後は待ちに待った夕食の時間です♪

本日のメニューは...
・鍋
・お刺身
・なすの味噌田楽
・つけ合わせ
・お吸い物
・香物
・白飯
・フルーツ(メロン・柿)でした。


恒例の夕食撮影が早すぎたようで、空白部分にメインのなすの味噌田楽がありました。
ところが・・・、TAKA&MIEは肉類の他にナスも共通して食べないのです(>_<)
おまけに、お吸い物にはタイの粗が入っていました。
MIEは粗が大嫌い!!
残念ながら、今回は自ら進んで食べたいお料理ではありませんでした。

窓から見えた満天のがとてもキレイで超感動しました!!
あんなに近くに星を見たのは初めてです。
寒空の中、何度か撮影を試みたのですが、残念ながら不可能でした(>_<)


© TAKA&MIE.All rights reserved.

最終日は...夢吊橋太宰府天満宮 をまわります。

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