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2009/10/25(日) くもりのち雨
三日目



宇和島城闘牛あとがき




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宇和島城




宇和島城

AM7:30に起床しました。ウネウネとした動きで沖縄が強風域に入った台風20号の影響か、今にも雨が降り出しそうな曇り空でした。

AM9:15
旅行の最終日の最初の目的地は意外とホテルから近かったようで、駐車場に車を停め車から降りると、古く大きな門をくぐりました。「ここはどこ?」とMIE。
「宇和島城だよ」TAKAが答えてくれます。
さらに進むと宇和島城への道のりは、緩やかな坂道と階段の分かれ道となっていました。
どっちを通って行くか迷っているところへ、散歩をしていらっしゃった地元の方が来られました。


宇和島城

「階段の方が早いけれど、坂の方がラクだよ」
素直に坂道を選びました。地元の方は階段でした。
いくらか進むと石垣が見えて到達したのかと思えば、そこは公園でした。それからはデコボコの階段。
階段をのぼってのぼって行くと階段コースと合流し、そしてまたさらに階段は続きました。。。
天守閣が見える頃には、かなりヨロヨロでした。
天守閣の中は膝下まである段差の階段で、ここでもスリッパが脱げて・・・(>_<)スリッパなしで登城です。

帰りは下るのみなので階段コースを選びました。
ところが段差が一定ではなく、またデコボコした階段なので半端なく疲れました(-_-;




闘牛




闘牛がトラックから出される

AM10:05
宇和島城の見学時間が予定より少なかったらしく、思いのほか早く次の目的地へ到着しました。
駐車場などの関係上、少し早く到着できるように計画していたようですが、それでも予想以上です。
場所は宇和島の闘牛場です。
早く到着した甲斐があったのか、本日の試合に出場する闘牛たちが運ばれてきてトラックから降ろされている瞬間を撮影することができました。
振り返ると、この闘牛たちが一番乗りです。
2005年の春に行った高知の旅の闘犬の時のように、前回の優勝牛に廻しをつけて記念撮影する サービスがあるかと期待していましたが行われませんでした。


闘牛の控室?

敢闘門と書かれた入口へ連れて行かれた闘牛は、闘牛の控室とでも言いましょうか、学校内で見かける自転車置き場みたいな場所で待機していました。
両サイドからしっかりとロープでつながれ、ほとんど身動きができない状態です。
自転車置き場は闘牛にピッタリサイズで意外でしたが、闘牛と言えども、こんな扱いをされているのかと少しガッカリもし、可哀そうに思いました。

牛主さんによっては、コンクリートでは冷えるであろう足元に古い畳やゴザを敷く配慮をなさっているところもありました。
せめて、それくらいはしてあげて欲しいです。


闘牛場

初めて間近で見る闘牛場です。
イメージ的には洋画などで見るロデオやスペインなどの闘牛場を想像していました。
もっと頑丈そうな防護柵の上に客席がある感じ。
例えて言うならドーム型球場のようなイメージでした。

場内を見回すと手書きで“座布団1枚100円”とあり、記念に買って帰ろうと思い近くまで行くと、“貸し”の文字が見えます。続けて読むと“貸し座布団”(+△+)「やられた。。。」と思いながら座布団を借りました。
闘牛の絵や文字が刺繍してある物だと思ったのに。
とりあえず、撮影するのによさそうな入場ゲート近くに“貸し座布団”で場所取りをしました。


闘牛入場

時間は有り余るほどたっぷりとあるので、土産店でも探そうと場内を散策してみました。
昼時が近いので数種類の弁当は売っているけれど、お土産はありません。
やっと見つけた土産店はすでに廃業していました。

歩き疲れたら場所取りした席に座って少し休憩をし、自転車置き場で「モォ〜、モォ〜」と鳴いている闘牛の様子を見に行っては、少しずつ頭数が増えていることを確認する。その繰り返しだけで時間を潰すのは、とても苦痛でした。
試合開始時刻は正午。ちょうど30分前になって場内アナウンスが流れ、牛の土俵入りがはじまりました。


闘牛入場

牛たちが1頭ずつ入場してきては、土の匂いを嗅ぎ、前足で土を蹴り散らしたあと自分の匂いをつける。
闘争心を高めたりする意味合いもあるそうですが、無防備そのもののその姿は、犬でいう散歩のようで牛がとてもリラックスしているように見えました。
闘牛が入れ替わる度に、牛の名前や番付けを紹介されている方がいらっしゃいました。
当然、関係者の方ですが、牛の姿を一目見ただけでスラスラと紹介されていたので“さすがだなぁ”と感心していました。ところが、様子をよく見ていると、牛が入場してくる直前に外から駆け込んできては、耳打ちしている男性がいました。
見た目で見分けがつくわけではなかったようです。


宇和島地方の伝統的な化粧まわし

関脇がクラス10頭、大関クラスが4頭、横綱が2頭、その他に中量級チャンピオンの土俵入りが終わったあと、化粧まわしをつけた横綱が入場してきました。
MIEはこの画が欲しかったんです!
これを待っていたんです!!

最後の2頭のみが化粧まわしをつけていましたが、
1頭は化粧まわしをつけたまま、土の匂いを嗅いで
自分の匂いをつけるのに忙しくじっとしていなかったので、あまりいい写真が撮れていませんでした。
左の写真はベストショットだと思いませんか?
宇和島地方の伝統的な正装だそうです。
風格はもちろん貫禄充分ですね!


テスト

試合開始前に、牛と牛の相性を見るためのテストが行われました。
この日の取組表を見る限りでは、ほとんどが宇和島近辺からの出場となっていましたが、1頭の横綱だけ福岡県からの長距離輸送でした。
その疲れが残っていては牛も闘わないそうなので、輸送牛の様子も見られました。結果は闘争心なし。
取組は一番最後にまわされる事が決定しました。

また別の取組テストでは右写真のように、牛同士が本気になってしまい、人間が寄ってたかって必死に引き離す場面もありました。まるで綱引き状態(^_^;
そのまま試合をさせてあげればいいのに。。。


試合開始

私たちが会場入りをしてから2時間、やっと宇和島
闘牛大会がはじましました。
はじめは牛の鼻にロープをつけたまま、牛同士の角を組ませるように態勢を整えます。
そのまま牛が本気で闘いはじめればいいのですが、関脇クラスの取組では一方が闘争心ゼロで逃げ回り、流れる試合が多かったです。
いくつかの取組を観戦したあとMIEは飽きてしまい、写真撮影を中断してしまいました。
闘犬を観戦したときのように、角で相手の体を突き流血する試合があるのかと思っていました。
牛が流血する場面は見たくはありませんが、相手が逃げた段階で勝敗が決まるのはツマラナイと思う。







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あとがき

今回の旅行の計画は、行き先から宿泊先・観光先にいたるまでTAKAが一人で組んでくれました。
最初は「高知の四万十へ行ってみたい」と聞いていたのですが、結果的には愛媛県の宇和島止まり。
理由を聞くと「スケジュール的に無理だった」とのことでした。

今回の旅行で記憶に残っているのは、やはり民芸伊予かすり会館での出来事です。
あの辺り全体のニオイが強烈だった事に加え、無愛想の藍染体験。
そして旅日記には記載していませんが、民芸伊予かすり会館の前にあったタオル店での出来事。。。
「ワケありタオル1枚で80円の品、10枚買うと700円」と書かれていました。
ワケありとは、企業の名前や商品名が織り込んであるだけ、ようは余り品で上質なタオルでした。
これは安い!!と思い、買う事にしました。とは言え、10枚も必要ありません。
だいたい5枚を目安に色と柄を選び、レジへ持って行きました。
ところが店主のオジさんが枚数を数えると、実際は7枚のタオルを持っていました。
タオルとタオルがきれいに重なり合っていたのです。
“まぁ、いいか・・・” 数え間違いでしたが、買うことにしました。
そこでオジさんが言いました。
「あと1枚持ってくれば640円だから、あと3枚買えば、700円で変わらないよ」
10枚以下だと1枚が80円で計算されるから640円、10枚買っても金額的にはあまり変わりません。
そうだとしても10枚はいらない、その気持ちの方が強かったので、7枚のまま購入しました。
「じゃあ600円でいいよ」
そんなオジさんの言い方から、マケてくれたんだと思いました。

中途半端な枚数で押し切って申し訳なかったなぁ。。。
車に乗って次の目的地へ行く途中、自分の態度を少し反省していました。
“80円を7枚だから本来は560円なのに。。。”
あれ??確か千円を払って400円のお釣りをもらったはずです。間違いありません。
やられた〜
8枚で640円なんて話をしていたから、本来は7枚だったことを忘れてしまっていた×××
なんてこった(>_<)
オマケどころか、逆にボラれてるじゃん!!
サービスのつもりでキリの良い値段にしてくれたオジさん。
それを素直に払ったバカなMIE・・・
まさか、単純な人間の心理をついた確信犯じゃないだろうね〜。。。
あぁ、情けない!



最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(o_ _)o))
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