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かがわの旅




2003/09/27(土) 晴天 二日目




讃岐まんのう公園満濃池四国ニュージーランド村琴引公園








竜

AM10:00
お世話になったつるや旅館でチェックアウトをすませ向かった先は、緑と水と花に包まれた広大な公園 『讃岐まんのう公園』です。
昨日に引き続きよい天気に恵まれ、とても9月下旬とは思えないほどの陽気でした。

AM10:40
讃岐まんのう公園に到着。
入口付近で出迎えてくれた、満濃池の守り神とされる『』です。
讃岐まんのう公園は弘法大師空海によって修築された日本最古のため池 “満濃池”に隣接する四国唯一の国営公園です。

シャンパングラスタワー


エントランス広場から阿讃山脈の山並みに向かって、うねる大地の裂け目のように 続く石垣のヴィスタを抜け、まっすぐ行ったところで目についたのがシャンパングラスタワーです。

あのシャンパングラスを4900個使い、高さ4mまで積み上げた日本最大級のシャンパングラスタワー だそうです。

開園から1時間は実際に流水されているらしく、夜ライトアップされたら綺麗だろうな...

昇竜の滝


シャンパングラスタワーの下、ヴィスタの終点にある巨大な人工滝の昇竜の滝

滝を昇る竜をイメージして造られたそうです。
垂直の石組みに沿う滝の落差は9m。
大地の割れ目から 湧き出るような最大毎分65tの力強い流れと水しぶきは圧巻だそうです。

残念ながら、この日は力強い流れも、圧巻の水しぶきも見ることはできませんでした。
せっかくなので、滝の前で記念撮影をしました。

芝生広場


園内に入ってすぐに探したのは、サイクリングセンターでした(^^;
9月の初旬に行った備北丘陵公園でも自転車で園内を周っている方がいて、 サイクリングセンターを探してみましたが、 結局見つけることができずに広〜い園内を歩いて周ったのでした。

今回は無事にサイクリングセンターを見つけることができ、マウンテンバイクを借りて、 全長4.7kmのサイクリングコースを周りました。

2台のマウンテンバイクを走らせてまもなく、周囲をぐるっと、讃岐の8つのお椀型の山々 “お椀山”に囲まれた約4haの緑のじゅうたん芝生広場が見えました。

希望の丘

希望の丘展望台』の丘陵地斜面には、4つの砦からなる大型複合遊具が 設置されています。
遊び盛りの子供はもちろん、大人の方も大勢、楽しまれていました。

複合遊具の中の1つで、 落差14m・長さ65mの超ロングローラー滑り台を滑ってみました。
滑り台の名前の通り、滑る面はローラーなのでスピードは満点です!! ...が、私はずっと足でブレーキをかけていました。
滑るスピードが怖かったわけではありません。

私がブレーキをかけていた理由は、ローラーの上をドドドドドッという感じで滑り落ちていくBottomがとても痛かったからです。 滑り終わったあとは、My Bottomのあまりの痛さに半泣き笑い状態でした(^^;

満濃池

標高205mの希望の丘展望台頂上からは、満濃池の全景や象頭山(琴平町)が見えます。
夕方であれば、夕日に染まった美しい景色が楽しめるそうです。

芝生広場があった中央広場外周と、竜頭の森の林間を8の字に周回している途中には、オートキャンプ場 があったり、数多くの自然が残る『山野草の道』がありました。

サイクリングロードを外れ、『山野草の道』を歩き『風の見える丘展望台』に行きましたが、これといった 景色は望めませんでした。

風花の庭


再びマウンテンバイクを走らせ、最後に立ち寄ったのが『風花の庭』です。

私の背丈以上に育ったコスモスたちがたくさん咲いていました。

上り下りありの2時間近くのサイクリングを終え、いささか太ももあたりが筋肉痛気味...

普段はどこへ行くのにも車。
自転車に乗る機会がまったくないので、たまにはこういった休日もいいなと思いました。


小さい秋、見つけた

どんぐり

散策している途中で見つけたどんぐりです。

現在、私が住んでいる地域にはマンションばかりが建ち並び、こうした自然を見ることができなくなりました。
自然どころか“土”にすら触れる機会もありません。

よく拾って遊んでいた子供時代がとても懐かしくなって写真を撮りました。
この写真を見ていると、秋を感じます(^-^)
紅葉

まだ紅葉していないかえでです。

自然がたくさんある『山野草の道』をのんび〜り散策している時、おもしろい自然を体験しました。
そこは、まさしく山の中。
どこからともなく“リーン、リーン...”と虫の鳴き声が聞こえてきます。

そんな中“ミーン、ミンミンミン...”
(・・∂) アレ?
かなりのんびり屋さんのセミのようでした。

讃岐まんのう公園のコスモスたち
サニーオレンジ
サニーオレンジ
サニーレッド
サニーレッド
ソノタミックス
ソノタミックス
イエローとオレンジ
イエロー&オレンジ




満濃池

PM1:35
讃岐まんのう公園の希望の丘展望台から眺めた 『満濃池』に寄ってみました。

展望台から眺めていた満濃池の印象とは違い、近くで見るとキレイな池に見えたのは気のせいでしょうか?
水が澄んでいて、青い空の中の白い雲が水面にクッキリと映し出されています。

展望台から満濃池の全景を眺めるのもいいけど、間近でみる満濃池の方が見る価値があると思いました。
寄って良かった(^^)v

かりん亭

PM1:40
満濃池のすぐ近くにあった『かりん亭』で昼食をとることにしました。

日替わりメニューの釜飯と、うどん玉を冷たい氷水に浸し、つけダシで食べる冷やしうどんをいただきました。
讃岐うどん



こちらの店は営業時間が短く
AM11:00〜PM2:00
までとなっています。




四国ニュージーランド村

PM2:20
讃岐まんのう公園から4km、満濃池近くの林間にある『四国ニュージーランド村』 に到着しました。

ここは、自然と動物のふれあいを大切にした緑の高原牧場で、12万uの広大な敷地に広がる豊かな 自然の中、羊やポニー・うさぎなど動物たちとのふれあいが楽しめるそう。
我が広島県内にも『広島ニュージーランド村』 というのがありますが、一度も行ったことがありません。
駐車場から見える、 異国のニュージーランドを思わせるようなピンク色の屋根の建物がとても印象的で、どんなところなのか 入園する前からドキドキです。

日本庭園


園内に入ってすぐに見える日本庭園です。
ニュージーランド村の中に、なぜ日本庭園が造られているのか疑問でした。

広々とした園内には、乗馬場・動物広場・全長150mのスーパースライダー・パットゴルフ場など、大人から子供まで 遊べる多彩な施設が揃っていましたが、どれも規模が小さいわりには、それぞれに料金がかかることに 納得ができませんでした。
試しにパットゴルフをしてみましたが、ゴルフ場には小さなグリーンが何個かあるだけ。
すぐに飽きてしまいました(--;

しきりに草を食べる羊たち
3時から“羊ショー”が行われるということで、羊小屋に行ってみました。
羊小屋の近くの山には、それまでいなかったはずの羊たちが放牧されていて、 しきりに草を食べています。

小屋の近くにある会場で、ニュージーランドや羊、このあと行われるショーに ついての説明を日本人男性がわかりやすく話してくださいました。

ニュージーランドの人口は380万人。
それに対しニュージーランドには羊が7000万頭いるそうで、どれだけ多くの羊が飼われているのか がわかります。

“羊ショー”は、放牧されている羊たちを主人が吹く犬笛の合図により 、激しく吠える犬と目で威嚇して羊を追う犬2匹が、小屋に連れ戻すというものでした。
あの名作『アルプスの少女ハイジ』の中で見ていた光景が、直接見れるということで、興味津々です o(^-^)oワクワク

本来、このショーは本場のニュージーランド人が行うそうなのですが、帰国中のため日本人によって 行われました。

主人の犬笛の合図で2匹の犬が猛ダッシュ!!
山を駆け上がって行き、遠くのほうで“ワン!ワン!”と 激しく吠えたてていたかと思うと、やがて羊たちが一斉に駆け戻って来ました。

犬に激しく吠えたてられるので、のんびりしてはいられません。その姿は必死です。
羊も必死に走ると意外と早く走れるのですね。

逃げ込んだ先は小屋の中。
必死に走ったあとなので 息を切らせたように、お腹のあたりが激しく動いていました。
すべての羊が小屋に入るとそれまで吠えたてていた犬もおとなしくなり、羊たちはヤレヤレといった 感じでした。
◎(*(x)*)◎メェ~~

しきりに草を食べる羊たち
追われて走る羊たち
追われて走る羊たち
行き場がなくなった羊たち
行き場がなくなった羊たち




銭形の砂絵

PM5:00
今回の旅行の最後に琴弾公園へ行きました。

右の写真に見覚えがありますか?
昔懐かしい某時代劇のオープニングで使用されていた (と思われる)銭形の砂絵です。

この砂絵を見るまでは、某時代劇で使用するために、時代劇の内容に合わせて特別に造られた砂絵 だとばかり思っていました(^^;

たかが砂絵、されど砂絵...
これには感動しました。

琴平公園

銭形のいわれ
寛永十年(1633年)時の将軍・家光公から讃岐巡遣使を派遣するとの知らせを受けた 丸亀藩主が領内遣視の際、このことを聞いた地元の古老たちが領主歓迎のためにと 有明浜に銭形の砂絵を一夜のうちに作りあげたと伝えられています。
〜銭形のいわれより〜

山頂から眺めると丸く見えますが実際には東西132m、南北90mの楕円形らしいです。

今から370年も昔の人が、山頂から見える角度などを考慮した上で、一夜のうちに作ったというの ですから驚きです。
この銭形を見た人は健康で長生きができ、金に不自由しなくなると言われているそうです。




PM8:30
ライトアップされた夜の瀬戸大橋を渡り、無事に帰宅しました。
途中、休憩を兼ねて与島に寄ったところまでは記憶がはっきりしているのですが、 その後は車中でウトウトと寝てしまいました( ̄O ̄)(−.−)(_ _).zZ



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あとがき

私は今回の旅行で、生まれてはじめて四国に行きました。
旅行の計画をはじめた時、「行くとしたら愛媛県vs香川県どっちがいい?」と聞かれ、 私は見所がたくさんありそうな愛媛県派でした。
地理や距離の感覚がまったくわからない私は、希望だけ言うとあとはすべてたかちゃん任せ。
すると、たかちゃんはあちらこちらの観光スポットを調べ上げ、季節や天候・旅行の目的などから見事なスケジュールプランを 組んでくれます。
気がつくと、今回の旅行の候補地は“香川県”になっていました。

香川県に行くのならと、行ってみたい場所として私が希望していた『銭形の砂絵』をやめて、 『かずら橋』に行こうという話も計画の段階ではありましたが、どうしても砂絵が見たいと私がわがままを言ったので 感動的な砂絵を見ることができました。

香川県のイメージは“街”でしたが、それはあくまでもイメージで、実際は我が広島県の東部といい勝負 というのが率直な感想です。
はじめての土地へ1泊2日の旅行をしている感覚がまったくなく、終始、日帰りで遊びに行ったような感覚でした。
旅館に置いてあった新聞のTV欄のコピーが、私が住んでいる地域のものとまったく同じだったことにも 驚きました。

また新しい二人の思い出ができて良かったです。

最後に...
たかちゃん、お疲れ様でした!



最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(o_ _)o))
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