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丹後の旅
〜日本玩具博物館〜



2004/11/05(金) 晴れ 一日目



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日本玩具博物館外観 外観だけを見ると玩具を展示しているとは思えない。
白壁土蔵造りの建物が印象的だった“日本玩具博物館”

満足な情報を得ていなかった私たちは建物の裏側にある整備されていない駐車場に到着し、顔を見合わせた。
「もしかして...失敗だった?」

不安に思いながら建物の正面に回ってみると、この博物館の受付の女性が入口通路に散った落ち葉の掃除をされていました。
「いらっしゃいませ、どうぞお入りください」
と声をかけてくださり一安心。


1号館 博物館は6棟の建物からなっていて、民芸調の造りの館内には、日本の郷土玩具、駄菓子屋の玩具や近代玩具、海外140カ国の玩具や人形など、総数8万点を超える資料が展示されているそうです。

日本玩具博物館は個人経営で今年の11月10日に開館30周年を迎えたそう。

天井に大凧(山口県見島の「鬼ようず」)が展示してある1号館では季節の企画展&世界の笛を展示されていました。
土、竹、葦、木、骨など、さまざまな素材で作られた世界45カ国の350点の笛を展示。もちろん日本を代表する笛も展示されていました。



ワニ型の笛








ワニ型の笛
蛇使いの笛








蛇使いの笛









元祖ルーレット こちらの写真はルーレットで、触れて遊べるコーナーにあったものです。
見てわかると思いますが土台には1〜6の漢数字が書いてあります。
中心の筒の上でコマをまわし、コマの回転が完全に止まるとコマは倒れます。
倒れたコマの軸部分が指した数字が引き当てた数字という仕組みになっています。

写真を例にすると『』を引き当てた、ということになります。
中心の筒とコマが磁気や紐などでくっついているわけでもないのに、何度コマをまわしても倒れたコマが落下するといった事はなく、これには思わず感動してしまいました。


こけし 日本の人形と言えば“こけし”ですね?
単純に“こけし”といっても、色や形、大きさや顔の表情などさまざま。
こちらの博物館に展示してあった種類だけでも数え切れないくらいです。

昔は我が家にもお土産としていただいた一体の“こけし”がありました。
私が小学生の頃、家に鍵をかけ忘れて遊びに出た留守中、近所に住んでいた双子の姉妹が遊びの誘いに家へ来たらしかった。鍵がかかっていなかった事をいいことに勝手に家に入り、こけしの頭のうしろ部分に“こけし”と落書きされていたのを思い出した。
あれはどこへ消えたのだろう?


広島/宮島 江戸時代から明治時代にかけて作られた日本の郷土玩具が、地域ごとに展示してある4号館の1階。
木や土、紙、わらなど、手近にある材料を使い、大人たちが子供の幸せを願って手作りした玩具や人形などが数多く展示してありました。

ここでは特に“地元/広島”の玩具に注目!
宮島の鳥居と鹿の置物が展示されていました。広島らしいと言えばそれまでですが、他にはないものか?というのが率直な感想でした。
他の地域に展示してあるものの中にも、懐かしいと思う玩具がありました。


世界の玩具 4号館の2階は世界の玩具。

アジア・南北アメリカ・アフリカ・ヨーロッパ・オセアニアと地域ごとの代表的な玩具が展示してありました。

展示されていた玩具は地域独特の色や形をしているものが多く、アメリカ・ヨーロッパの地域は日本のものとは大きく異なり、カラフルなパズル形式の玩具が多かったように思います。
近年、日本の玩具売場では知育玩具として販売されていますよね。

これは日本でも言えることですが、自然素材を使用した玩具や人形は急速に姿を消しているそうです。






6号館 特別展として2005年1月25日まで6号館で展示されている【世界のクリスマス】展。
毎年10月中旬から開催されているそうです。

世界各地のクリスマスの贈り物の配達人・サンタクロース。

地域ごとに特色のあるクリスマスツリーの飾りやキャンドルなどなど、館内では各地の特徴あるクリスマス風景が紹介されていました。
その展示数は1000点だそうです。
また、時期によってテーマ特別展が6号館で開催されているみたいですよ。



キリスト降誕人形








キリスト降誕人形









ドイツのクリスマスツリー 写真は鉱山職人の手によって生まれたドイツ・エルツ地方の「光のピラミッド」と呼ばれるキャンドルスタンドです。
キャンドルに灯をつけると上昇気流によって上部のプロペラが回る仕組みになっているそうでです。

クリスマスの色といえば赤・緑・白の三色が基本ですね。

それぞれの色にはちゃんと意味があるそうですがご存知でしたか?
「赤は太陽の光、豊かな生命の源」、「緑は永遠に枯れる事のない命のきらめき」、「白は純粋な精神の美と清浄」を表しているそうです。


5号館 日本の秋を彩る紅葉。
その奥に見えるのが「らんぷの家」と呼ばれる5号館。

来館者に解放されていて自由に休めます。

ランプを吊り、囲炉裏があるふるさとムード溢れる家。

時期によって、演奏会や玩具作り教室などのイベントをされているようです。

写真は彼が撮影したもので、
「適当に写したらいい感じの写真が撮れた」と喜んでいました。





+++参考+++
所在地◎兵庫県神崎郡香寺町中仁野671-3
開館時間◎AM10:00〜PM5:00
(見学所要時間40〜50分)
休館日◎毎週水曜日
(祝日及び春・夏休みは開館)
入館料◎大人500円、高・大学生400円、
子供(4歳以上)200円


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update : 2004. 11.10