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『丹後の旅・二日目』の旅日記です。 旅館のチェックアウトを早めに済ませ、予定にはなかった“城崎ロープウェイ”に寄ってみました。 大師山に設置された“城崎ロープウェイ”は入口から９８段ある階段を登り切ったところ受付や乗り場があります。 言葉の一つ一つが丁寧で礼儀正しい男性職員の方が同乗され、ロープウェイの説明や見所などを話してくださいました。 全長676mあるロープウェイの乗車時間は山頂まで７分間。途中に中間駅がある珍しいロープウェイでした。

山頂駅で下車。展望台からは城崎温泉や日本海を見渡せるようになっています。 展望台に設置されていた双眼鏡(要100円)を覗くと、お土産屋さんや温泉旅館が立ち並ぶ城崎温泉街が目の前に広がりました。 肉眼では、山に木々があり家らしき建物が並んでいる町があって海が見える程度なのに、双眼鏡を覗くと、お土産屋さんの看板に書いてある文字までもが見え読むことさえできるので、少しビックリしてしまいました。 生まれて初めての体験かも!! 天気はとても良かったし、空気もきれいだったのでしばらく休憩しました。

大師山には“かに塚碑”がありました。 この日はちょうど“かに漁の解禁日”だったので、午後からこの場所でかにの豊漁祈願祭が行われるようでした。 かに漁がはじまる前には、ちゃんとした豊漁祈願祭なんていう行事があるのですね。 はじめて知りました。 見る機会がないので、どんな事が行われるのか見てみたい気持ちは山々でしたが、ここは旅の途中で偶然寄った場所。 この場所に３時間も停滞するわけにはいかないので諦めました。 例年以上の豊漁をお祈りしています。

真っ赤に染まった 見事な紅葉です。

下のほうは こんな感じでした。

城崎ロープウェイの駐車場の近くに、城崎温泉の“泉源”がありました。 自然湧出量 150L/毎分 湯揚量 400L/毎分 湧出温度 81.0℃ 掘さく深度 500m この泉源は“鴻の湯”裏の貯湯タンクの水位変化によって、自動的に湯揚げしてタンクに送り込むようになってますと説明書きがありました。 少し触ってみたいと思いましたが、湧出温度が81.0℃と知り意外にも高温だったのでやめました(^^;